ニューコ・ワン株式会社(本社:熊本市中央区安政町、代表取締役社長:塩原礼貴、以下「ニューコ・ワン」)は、蔦屋書店 熊本三年坂 にて、2022年6月27日(月)~7月11日(月)の期間限定で、「沖縄フェア~ちょっとディープに沖縄を知る。」を開催致します。
今回2回目となる「沖縄フェア」は、前回から大幅に出店者数を増やした21店舗が出店、沖縄の伝統的な紅型雑貨や織物製品、自生植物を素材にした雑貨やアクセサリーの他、沖縄の今を伝えるデザインTシャツや、沖縄食材スペシャリストの崎浜温子氏が現地でセレクトしたこだわりの食品が並びます。
また、今回、沖縄県農業協同組合(所在地:沖縄県那覇市壺川2-9-1、以下「JAおきなわ」)の協力の下、「JAおきなわ黒糖5つ星プロジェクト」を支援。店頭で「沖縄黒糖五島食べ比べ」や「沖縄黒糖五島食べ比べ&黒みつ作り」等のワークショップを開催し、ご来場のお客様が黒糖への興味・関心を深めることで、消費拡大の一助となるフェアを目指します。
■沖縄黒糖について
沖縄黒糖は、沖縄県の8つの離島で生産されており、さとうきびの搾り汁をそのまま煮沸濃縮し加工しないで冷却する含蜜糖の代表的な製品。カリウム、カルシウム、鉄分などミネラル成分を豊富に含み、伝統的な沖縄家庭料理のほか、昨今はスイーツや飲料などで幅広く利用されています。
沖縄黒糖はポリフェノールが豊富に含まれており、疲労回復などにも効果があり、近年の健康志向の中で機能性にも注目が集まっています。
■沖縄県の黒糖をめぐる状況
沖縄県内8離島にある黒糖(含蜜糖)製糖工場や県内外の流通業者が抱える黒糖の在庫は、2021年の段階で、過去最多の16,000トンに達しており、同数値は約2年分の生産量で、金額にして37億円に上ります。原料となるサトウキビの増産ペースに販路の拡大が追いつかず、過剰生産の状態になっています。
国によるサトウキビ増産プロジェクトなどの支援もあり、沖縄黒糖の生産量はここ数年はおおむね9,000トン台で推移している一方で、年間の需要は年7,000~7500トンにとどまっています。
2020年以降、新型コロナウイルスの影響もあり、土産品や県内全体の消費落ち込みで在庫量がさらに膨れあがりました。黒糖に糖蜜を加えた加工黒糖など類似商品との差別化が曖昧なことや、安価な輸入黒糖との激しい競合も、売り上げが伸ばせない要因になっています。
需給バランスの均衡が取れなければ、離島に点在している製糖工場経営が疲弊し、島のサトウキビ産業を守ることができなくなる恐れがあり、この状況の改善が急務となっています。
ニューコ・ワンは、複合書店運営を通じて新たな発見と体験を提供し、 “ひとりひとりが自分らしく豊かな人生を送る”一助となるイベント活動を企画・提案して参ります。
■「沖縄フェア ―ちょっとディープに沖縄を知る」企画概要
開催期間:2022年6月27日(月)~2022年7月11日(月)
時間:10:00~19:00(最終日のみ17:00)
場所:蔦屋書店 熊本三年坂 1階POP-UPスペース
TEL: 096‐206‐9948(1階催事レジ)
■ワークショップ「沖縄黒糖五島食べ比べ&黒みつ作り」
日程:2022年7月2(土)・3日(日)
時間:11:00/14:00(各回約90分予定)
会場:蔦屋書店熊本三年坂 地下イベントスペース
内容:
黒糖に関するレクチャー(30分程度)
沖縄黒糖5島食べ比べ
好みの黒糖で黒みつ作り
参加費:大人¥1,000/子ども¥500(黒糖防災缶のお土産付き)
定員:各回5組
申込:http://ptix.at/LNORJg
■本件に関するお問い合わせ
ニューコ・ワン株式会社
地域コミュニティ推進部
イベント企画Unit 大嶋杏里
090-2964-9035 / anri_oshima@newco1.co.jp